携帯のカメラでお手軽に写真が撮れるようになって、
iPhoneでもガシガシ撮ってはinstagramなどにUPしているワケですけど、
この間自宅で撮影したものにジオタグを消し忘れててめっちゃ焦った。
まぁ別にいいっちゃいいんですけどね…念のためっていう。
本当にGPSの正確さには驚かされます。
この間出たばかりの話題のぼかりすちょっと触ってみました。
最初、パッケージ版が出てると思い込んで楽器屋三件くらい巡ってしまいました…。
現在はDL版だけのようですね。
さて触ってみた感じですが、よく出来たシステムなのは勿論で、
これまでの根底をひっくり返すくらい画期的なシステムなのですが、
当然のことながら色々メリットやデメリットも見えてきました。
メリットは言わずもがな、技術の高さ故の解析力とその生々しさ。
試しに女性アーティストのボーカルを読み込ませてみて解析してみたのですが、
びっくりするくらい正確に読み取ってくれました。
歌詞載せも右クリックからラクラク出来るし、
ジョブプラグインということで書き出しも一発で出来るお手軽さ。
恥ずかしさと闘いながら自分でも試しに歌ってみましたが、
ヘタな部分も忠実に再現してくれるので割と凹みます(苦笑
デメリットもちろんあって、ひとつは処理やパラメーターの細かさ故にソフトがかなり重い。
ある程度のマシンスペックが必要になってきます。
一曲を丸々読み込んでやろうとすると、これ一体どれくらい解析に
時間かかるんだろうっていうくらい時間がかかります。
なので、中の人もおっしゃっているように細かくパート分けしての解析が推奨されてます。
1コーラスずつくらいがストレスを感じない限界ですかね。
AメロBメロサビに分割した方がいいよって書いてはありますが、流石に面倒。
データをちょっと直そうと思っても物凄い情報量なので、
手書きで直そうと思っても修正した部分がバレやすいのもデメリットの一つかも。
相当修正に時間かけないと(か、元の歌唱データをよっぽど上手く聴かせるかしないと)
ヘンな部分ができてしまって「これならぼかりす使わなくても…」と、
手間の時間を考えると結構苦痛に感じる人もいるかも?
あとは当たり前ですが生の歌唱データが必要になってくるので、
今までVOCALOIDで完結していた人にとっては二度手間になるのが痛いトコロ。
パラメータ関連の弄り具合はVOCALOID初めて触った人の多くが躓く部分でもあるので、
その部分を突き詰める手間は割と計り知れないものがあるのも事実。
音取りの精度もいじれるのですが、ぱっと触った感じクオンタイズ的なものが
存在しないみたいなので前ノリや後ろノリを調整するのが大変。
音楽的な部分で前ノリの方が良いとかはありますが、パラメーターも全部移動しなきゃならないので、
コピペ処理すると大変だったりするのがイヤンな感じ。
あともう一つは面白い現象の一つではあるんですけど、人間臭くなる一方で
VOCALOIDらしさは消えるので、あのたどたどしさに慣れた人だと逆に
違和感を感じるかも。
この辺はホント、「~っぽさ」という部分では今後二分化していきそうですね。
あと、最初鼻歌でも行けるかと思ったのですが、
音程だけでなく、言葉切りのタイミングでも解析しているようなので、
ラララとかで歌うと音符の長さをうまく特定出来ないみたい。
歌詞がきっちり完成してからでないと打ち込めないみたいですね…。
そんなわけでして、今のところはデメリットの方が多くて
使い方を見いだせておりません。
そのうちこれは本当ニスゴイ!と思える革新的な使い方をする方が
出てくると思うので、私も一生懸命ない知恵を絞って面白い方法を編み出したいと思っています(笑
今のところ、私のぼかりすのこういう風に使いたい!と思う使い方は
特定のクセ(しゃくりとかビブラート)のパラメーターを保存出来て、
ボカロエディター側にそのパラメータを右クリでコピペ出来るとかに
なれば最高なんだけどなーと思っています。
つまり全部使いたいわけじゃなくて、パラメータだけ
テンプレ化して書きだして使いたい。もう超個人的な意見ですけども。
やっぱりプラグインということもあってエディターありきなソフトなので、
こまかい設定はぼかりすじゃなくてVOCALLOIDエディターで弄りたいのが本音。
プラグインを行ったり来たりするんじゃなくて、解析したパラメーターを
エディタにコピペ出来るシステムが構築されてくれればとっても嬉しいなぁなんて思ったのでした。
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