10年以上使用してるMDR900ST。もう既に何回パーツ交換しただろうか。
このヘッドホンの良い所は、業務用ということもあって
パーツのアームやネジ一つ単位で部品が購入出来るところ。
モノによっては断線したら捨てるしかなかったりしますが、
例え片方が聞こえなくなってしまったり、うっかり落としてしまっても
900STの場合自分でパーツ取り替えれば済む話なので、なんだかんだで経済的だったりします。
実際、以前ドライバユニット部分をすっ飛ばしたことがあって、
その時は自分でハンダ付けして直したりしましたしね。
ようは全パーツ買っていけば、デ◯ゴスティーニよろしく1から作れるワケ。
まぁそんな人いないでしょ..と思ったらいました。流石専門店。
ともあれ、今回はいつも通りのイヤーパッド交換。
ドライバーなどの工具も何も要らないのでとっても楽です。
で、今回ちょっと面白いというか、7506用のイヤーパッドを発見してしまい、
レビューみたら900STに付けている方もいるので
「ほーどんな音なるんだろ」と想い好奇心半分で900ST用のと同時に注文。
左が900ST用、右が7506用。
クッション部分や口径サイズが微妙に違うのが解ります。
裏側。ココを見ると明らかな違いが。
900STはメッシュ生地で向こう側見えますが、7506用は見えない形に。
ウレタンリングもいつも通りボロボロなので交換しませう。
誰かあの繰り抜いた後のドーナツの真ん中の部分の活用法教えてください。。
あまりにも浮かばれないので、いつもふにふにしてから捨ててます。ふにふに。
そんなわけで無事装着完了。
嵌めこむ時ちょい小さい感じしますが無理矢理というほどでもなくピッタシはまります。
7506用パッドの方が900ST用のよりやや厚みがあって耳全体を覆う感じ。
900STは耳が痛くなることで有名(?)ですが、これで少しは解消されるかな?
さて肝心の出音はというと…
ビックリしたのが、裏のメッシュの見た目からして高音が弱くなるかな?と思ったのだけれど、
むしろ900STのイヤーパッドより高音が強めに出ている印象でちょっと意外でした。
まーこれはウレタンリング取り替えたばかりだしソッチのほうが要因的に強そうなので
一概には言えないと思いますが、四六時中付けてるのでそれなりに音の違いは
解っているつもりなのでこれはきっとウレタンリング交換のせいではないな、と。
…と、ここまで書いておいて私は思ったのです。
「左右それぞれ違うパッド付ければ違いが解るじゃないか」と(笑
思いついたら即実行!Lch.が7506用、Rch.が900ST用。
早速リスニング。せっかくだからEDMでも聞いてみよう。
900STで聴くジャンルじゃないだろってツッコミはナシよ。
そしてすぐに感じるこの違和感。。
この900ST用イヤーパッドをつけた右側から出る音のしっくり感!
ああっ…こっちの音の方が好きです 笑
やっぱり慣れって凄いですね、最初、両方とも7506用のイヤーパッドを付けて聞いたのですが、
私にはやっぱり900ST用イヤーパッドの方が性に合ってるようです。耳が痛くなるのなんかもう慣れたわい。
決して片方が悪いというわけではないのですが、長年聴き続けている為なのか、
中音域の前に出具合が全然違うなぁ~と感じました。
7506の方がドンシャリとまではいかないけど、比較するとミドルハイがより顕著に出てるっぽい感じ。
劇的に違うわけじゃないんですけど、あんまり好きじゃない所が出てるので、
個人的には今後も通常通りの交換でいいかな。
しかしながら着け心地は7506に軍配あげたいですね、僅かながら厚みがある分クッション感ありますし。
そんなわけでたまには音楽雑記らしい記事を書いてみました。
2000円程度でネタになるなら安いもんですな。おしまい。
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